夫婦で公証役場に出向く|第16話
【目次】
○ 登場人物(物語スタート)
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ
離婚公正証書完成までの流れをわかりやすく解説するために、
複数回にわたって物語形式(フィクション)でお伝えさせて頂きます。
物語は全17話ありますが1つ1つが読みやすくなっています。
(※ これを読めば協議離婚の流れを理解しやすくなります。)
【登場人物】
夫 鈴木 四朗(会社員)
妻 鈴木 久子(会社員)
四朗と久子は予約した時間通りに公証役場に出向き、
合意した慰謝料などの条件をまとめたメモを公証人に渡しました。
(※ 離婚公正証書は公証役場の公証人が作成します。)
久子「相談は1人で行ってくるよ。」
四朗「有給余っているから僕も一緒に行くよ。」
この日は離婚公正証書作成に関する相談日だったので、
久子1人で出向いてもよかったのですが夫婦揃って出向きました。
公証人は久子が書いたメモをじっくりと読み始めました。
四朗と久子はその様子を静かに緊張しながら見ていました。
公証人「条件に問題はないですね。」
公証人「この内容で公正証書の原稿(案文)を作りますね。」
公証人との相談は1時間の予定でしたが15分程度で終了し、
メモの内容に問題はないという話を聞けて久子はホッとしました。
離婚した友人からメモの内容に問題がある場合は、
修正か削除の指摘を受けると聞いていたので内心ドキドキしていました。
(※ 合意した条件に法的な問題があれば公正証書に残すことはできません。)
そして2人は帰宅し離婚公正証書の原稿ができるのを待ちました。
久子「法律っぽい言葉だなぁ。」
久子「難しい言葉だけど身が引き締まるな。」
後日、公証役場から送られてきた原稿を確認すると、
固い言葉になっていましたがメモに書いた内容が反映されていました。
(※ 公証役場が作成する原稿は難しい表現を使った文章になります。)
四朗も原稿を確認して問題ないという返事をもらったので、
直ぐに公証役場に電話をして離婚公正証書の作成日の予約を取りました。
そして久子は四朗に離婚届を渡して署名(押印は任意)をしてもらい、
離婚公正証書が完成した後に夫婦揃って役所に提出する約束をしました。
ちなみに離婚届の証人は久子の両親になってもらいました。
久子「あと少しで全て終わりだ。」
あとは離婚公正証書の作成日を待つだけとなりました。(第16話終了)
離婚公正証書の完成日|離婚までの道のり17話もご覧下さい。
(※ 離婚までの道のり全17話の目次はこちらにあります。)
当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。
離婚チェックシートの内容
◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅
離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細はこちらをご覧下さい。)
63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。
例1「養育費はいつまで払う?(選択肢は5つ)」
例2「養育費の条件を決める時に注意すべき点(解説)」
例3「預金の財産分与はどのように記載する?(選択肢は3つ)」
例1~例3のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので、離婚届の提出時期も早まります。
詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方をご覧下さい。
離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ
「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば、以下2点がポイントになります。
・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること
当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。
もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。
この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。
当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
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相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。
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お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)