養育費の振込先について
【目次】
○ 養育費の支払方法
○ 養育費の振込先口座
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ
先ず養育費の振込先について解説する前に、
軽視してはいけない「支払方法」について軽く触れていきます。
養育費の支払方法は始期・終期・支払額と同様に大切な条件となります。
養育費の支払方法
① 手渡しで払う
② 振込送金で払う
養育費の支払方法として2つの選択肢がありますが、
現実的には手渡しだと問題があるので、振込送金を利用します。
(例 残業で養育費の支払日に会うことができず払えない。)
過去、手渡しを選択したご依頼者様は1組もいません。
(※ 当事務所では離婚協議書や離婚公正証書の作成をしています。)
仮に手渡しを選んだ場合、トラブル防止のためにも、
毎回支払った(受取った)という証拠になる書面を作るようにして下さい。
(例 約束通り払ったのに受取っていないとウソを言われる。)
こういう訳で養育費の支払方法は振込送金が主流となっています。
養育費の振込先口座
① 子供名義の口座
② 親権者名義の口座
振込送金を選択した場合の振込先口座については、
夫婦間の話し合いで①又は②のいずれかを選ぶことになります。
例1「親権者名義に払うのは抵抗がある。」
例2「子供のためのお金だから子供名義に払いたい。」
夫婦間で養育費の振込先について話し合いをすると、
例1や例2のような希望を伝える支払者(主に夫)が多いです。
このケースでは支払者の希望通り、子供名義への振込で問題ありません。
なぜなら子供名義であれ親権者名義であれ、養育費には変わらないからです。
ただ振込送金は都度「振込手数料」が必要になるので、
子供が1人の場合は子供名義、複数の場合は親権者名義を選ぶことが多いです。
もちろん子供が複数いても各子供の口座に振込むことは可能ですが、
「振込手数料×子供の人数」となるので支払者の費用負担は増えることになります。
ちなみに財産分与や慰謝料支払は夫婦間の問題なので、
振込先は子供名義ではなく、親権者名義になるのでご注意下さい。
(例 慰謝料100万円を妻が指定する口座に10回に分けて支払う。)
例3「毎月、振込の手続きをしてくれるか不安です。」
例4「夫はいい加減な性格なので振込日を忘れそうです。」
振込送金には例3や例4といったデメリットがあり、
最近は「自動送金(振込)」を選択するご依頼者様もいます。
毎月決まった日に自動引落されるシステムを自動送金と言います。
ただ残高不足の場合は自動引落されないので、100%安心とは言えません。
こういう訳で養育費の振込先口座については、
支払者の希望を尊重したり子供が複数いる場合は柔軟な対応が重要です。
当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。
離婚チェックシートの内容
◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅
離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細はこちらをご覧下さい。)
63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。
例1「養育費の終期は4つの内どれにしますか?」
例2「養育費の条件を決める時に注意すべき点(解説)」
例1や例2のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので、離婚届の提出時期も早まります。
詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方をご覧下さい。
離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ
「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば、以下2点がポイントになります。
・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
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当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。
もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
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この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。
当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
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相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。
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お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)
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