離婚の問題や疑問を解決するコラム

離婚協議書の書き方をわかりやすく解説

著者は離婚問題に強い行政書士の辻雅清

【目次】

○ 離婚協議書の書き方のポイント
○ 離婚後に作成する場合の書き方の注意点は?
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

ここでは離婚協議書の書き方をお伝えします。

離婚協議書の書き方のポイント

① 各夫婦によって書く内容は変わる
② 直筆で書かないといけない箇所がある

各夫婦によって協議離婚を考えた経緯や原因は異なるので、
離婚する夫婦が100組いれば100通りの離婚条件が生まれます。
(例 夫の不貞行為(不倫)を原因として慰謝料100万円を支払う。)

つまり離婚協議書の書き方(文面)も100通りになります。
自分で作る場合は様々な媒体から得られる文例を参考にして作る方が多いです。
(例 第1条は前文・第2条は養育費・第3条は慰謝料という形で書きます。)

当事務所が公開している離婚協議書の文例もご覧下さい。

尚、行政書士に依頼した場合は報酬支払が必要ですが、
夫婦間の意向に沿ったトゲがなく、内容が充実した離婚協議書を作成します。

つまり自分で離婚協議書の書き方を調べたり文例を探す必要はありません。

次に離婚協議書は同じ内容(文面)の書類を2部作る必要があります。
一般的に手書きだと時間がかかるのでパソコン(ワードなど)を利用します。
(※ 当事務所ではワードを使って離婚協議書を作成します。)

尚、2部作る理由は夫用と妻用の離婚協議書が必要になるからです。

仮にパソコンで作成しても↓の署名欄の書き方については、
必ず入力文字(印字)ではなく直筆で書くことを覚えておいて下さい。
離婚協議書の最終ページには夫と妻の署名・押印欄があります。

署名欄「大阪市北区○○○1丁目△△△ 山田 一郎 印」

記名(印字)押印でも構わないですが、
当事務所では署名(直筆)押印がいいと考えています。

署名欄に書く住所地は住民票に記載されている住所地を記入します。
ちなみに鉛筆や消しゴムで消せるボールペンは不可なので気を付けて下さい。

最後に内容に問題がなければ双方の実印を押して離婚協議書の完成です。
離婚協議書は合意した条件(養育費支払など)の終了まで大切に保管して下さい。

Q離婚後に作成する場合の書き方の注意点は?

本来、離婚前に離婚協議書を完成させることが望ましいですが、
様々な理由があって離婚後に離婚協議書を作る方もいらっしゃいます。

そして離婚後作成の書き方の注意点として「記入時の姓」があります。

離婚協議書に書く姓はその時点(署名日)での姓になるので、
離婚後作成の場合、姓が変わっていればその姓を書くことになります。
(例 離婚して旧姓に戻ったから離婚後作成の場合は旧姓を書く。)

ちなみに実印も変わるので事前に役所での印鑑登録が必要です。

こういう訳で離婚協議書の書き方には最低限のルールがあるので、
間違えて後悔しないためにも事前に情報を集めることが大切だと言えます。

当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。

離婚チェックシートの内容

◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅

離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細は
こちらをご覧下さい。)

63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。

例1「養育費はいつまで払う?(選択肢は5つ)」
例2「養育費の条件を決める時に注意すべき点(解説)」
例3「定期面会はどうしますか?(選択肢は3つ)」

例1~例3のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので離婚届の提出時期も早まります。

詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方ご覧下さい。

離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば、以下2点がポイントになります。

・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること

当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。

もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。

この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。

当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。

先ずは無料相談から始めませんか? → お問合わせ
お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)

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現在60本のコラムがあり数分で読めるので是非ご覧下さい。

【関連ページ】
協議離婚の進め方と成立期間や条件
養育費と公正証書の書き方
離婚慰謝料と公正証書の書き方

離婚協議書や離婚公正証書の詳細はこちらを見て頂ければ、理解が深まります。

当事務所では離婚チェックシート(全63項目)を利用すると同時に、
十分なヒアリングを通して、離婚協議書や離婚公正証書を作成しております。
また無料相談も実施しているのでお気軽にご利用下さい。