離婚公正証書原案の作り方をわかりやすく解説
【目次】
○ 原案作成の流れを理解することが大事
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ
後悔しない離婚公正証書を作るためには、
公証役場に提出する原案(下書き)をじっくりと丁寧に作ることが大切です。
原案のイメージが湧かない方は離婚公正証書の文例と書き方をご覧下さい。
行政書士に依頼をした場合は行政書士が原案を作成することになります。
今回は離婚公正証書原案の作り方をわかりやすくお伝えします。
原案作成の流れを理解することが大事
① 離婚条件の合意
② コピー用紙を用意
③ 合意した条件を書いていく
④ 書いた条件の見直しと修正
⑤ 原案の完成
⑥ 公証役場に原案を提出
離婚公正証書原案を作るためには夫婦間に離婚の意思があり、
加えて養育費や面会交流など離婚条件に合意している必要があります。
具体的な離婚条件は以下のようなものになります。
例1「養育費は20歳まで毎月5万円支払う。」
例2「不貞行為の慰謝料として一括で80万円支払う。」
次に合意した条件をコピー用紙に記入します。これが原案になります。
離婚公正証書原案の作り方として手書きでもいいですが、
作り直しの不便さを考えるとパソコンを利用することをお勧めします。
具体的な離婚公正証書原案の書き方としては、
夫婦(自分達)で作る場合、書籍やインターネット上の文例を参考できます。
注)インターネット上には誤った情報もあるのでご注意下さい。
このような過程で書きあげたものが離婚公正証書の原案となり、
書き漏れやミスがないかなど夫婦間でじっくりと見直すことが重要です。
なお、離婚公正証書原案は文字として目で確認することができます。
つまり新しい発見や考えが生まれる可能性を高めることに繋がっていきます。
例)養育費の基本額以外に医療費負担の合意もした方がいいかなと考える。
これが離婚公正証書の原案を作る大きな目的となります。
このように見直しと修正を繰返していくことによって、
離婚公正証書原案は何度も作り直され少しずつ内容が洗練されていきます。
これが理想的な離婚公正証書の原案の作り方となります。
こういう訳で後悔しない離婚公正証書を作るためには、
原案作成という過程に力を入れて妥協せず話し合うことが重要です。
以上で離婚公正証書の原案の作り方の説明を終えますが、
疑問点やわからないことがあればお気軽にご相談下さい。
当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。
離婚チェックシートの内容
◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅
離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細はこちらをご覧下さい。)
63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。
例1「養育費の終期は4つの内どれにしますか?」
例2「養育費の条件を決める時に注意すべき点(解説)」
例1や例2のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので離婚届の提出時期も早まります。
詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方をご覧下さい。
離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ
「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば以下2点がポイントになります。
・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること
当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。
もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。
この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。
当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。
先ずは無料相談から始めませんか? → お問合わせ
お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)
離婚の疑問を解決するコラムの目次はこちらにあります。
現在60本のコラムがあり数分で読めるので、是非ご覧下さい。
【関連ページ】
◇ 協議離婚の進め方と成立期間や条件
◇ 養育費と公正証書の書き方
◇ 離婚慰謝料と公正証書の書き方
当事務所では離婚チェックシート(全63項目)を利用すると同時に、
十分なヒアリングを通して、離婚協議書や離婚公正証書を作成しております。
また無料相談も実施しているのでお気軽にご利用下さい。