離婚の問題や疑問を解決するコラム

離婚公正証書完成までの時間をわかりやすく解説

著者は離婚問題に強い行政書士の辻雅清

【目次】

○ 完成までの流れは?
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

当事務所では離婚公正証書作成の正式なご依頼を頂く前に、
無料相談を実施して私の能力やご依頼者様との相性を確認して頂きます。

離婚公正証書のイメージが湧かない方は文例と書き方をご覧下さい。

今回のテーマとは逸れるので軽く触れるだけですが、
行政書士への依頼は報酬だけではなく能力や相性の確認をして下さい。
(※ 各行政書士によって報酬額に違いがあります。)

行政書士の能力や経験によって離婚公正証書の質が変わる可能性があります。
なお、行政書士が作るのは離婚公正証書の原案で完成させるのは公証役場です。

公証役場は全国各地にあり特別な役所というイメージをお持ち下さい。

完成までの流れは?

① お問合わせ
② 無料相談の実施
③ 正式なご依頼
④ 夫婦間で離婚条件の話し合い
⑤ 夫婦間で離婚条件の合意
⑥ 公証役場に合意した条件(原案)を伝える
⑥ 離婚公正証書の完成

離婚公正証書は離婚協議書を作る場合とは違って、
公証役場の関与を受けるので完成まで時間(期間)がかかります。
(※ 離婚協議書はご夫婦(自分達)で作って完成させることができます。)

各公証役場の予約状況や提出時期にもよりますが、
公証役場に④原案を提出してから⑥離婚公正証書完成まで数日かかります。
(※ 当事務所がお願いしている公証役場では平均10日程度かかります。)

基本的に公証役場に④原案を提出した日に、
完成させることはできないのでお急ぎの場合はご注意下さい。

公証役場では原案を受取った後に合意内容の確認を行い、
法的に問題がなければ離婚公正証書の原案(案文)作成に着手します。
注)内容確認で問題があれば修正、又は削除をする必要があります。

この原案確認と原稿作りに時間がかかるため当日完成が難しいです。

こういう訳で離婚公正証書が完成するまでにかかる時間(期間)は、
「公証役場での作成時間」と「夫婦間での話し合い」にわけることができます。

上述の通り、公証役場での作成時間(期間)は10日程度となります。
つまり夫婦間での話し合いの時間がわかれば完成までの時間がわかります。

ただ夫婦間協議の時間(期間)を予想することは難しいです。
なぜなら各ご夫婦によって離婚条件の合意に至る時間に差が生じるからです。
例)養育費の支払額で揉めたのでなかなか合意することができない。

参考情報となりますが離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
夫婦間の話し合いの進捗具合にもよりますが1~2か月程度かかっています。
注)過去1年以上かけて離婚公正証書を完成させてご依頼者様もいます。

ちなみに離婚公正証書を作る上で大切なことは、
作成時間(期間)を短縮することや完成させることではなく、
夫婦間でどれだけ話し尽くしたかという「質と過程」が重要となります。

つまり「とりあえず作る」という安易な考え方を持つのは危険です。

この離婚の話し合いの質を高めるという点については、
当事務所にご依頼を頂ければサポートできるのでお気軽にご相談下さい。

当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。

離婚チェックシートの内容

◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅

離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細は
こちらをご覧下さい。)

63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。

例1「養育費の終期は4つの内どれにしますか?」
例2「養育費の条件を決める時に注意すべき点(解説)」

例1や例2のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので離婚届の提出時期も早まります。

詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方をご覧下さい。

離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば以下2点がポイントになります。

・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること

当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。

もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。

この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。

当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。

先ずは無料相談から始めませんか? → お問合わせ
お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。

離婚の疑問を解決するコラムの目次はこちらにあります。
現在60本のコラムがあり数分で読めるので、是非ご覧下さい。

【関連ページ】
協議離婚の進め方と成立期間や条件
養育費と公正証書の書き方

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十分なヒアリングを通して、離婚協議書や離婚公正証書を作成しております。
また無料相談も実施しているのでお気軽にご利用下さい。