離婚公正証書完成までの流れが分かるコラム

不倫の慰謝料の情報収集|第9話

著者は離婚問題に強い行政書士の辻雅清

【目次】

○ 登場人物(物語スタート)
○ 離婚チェックシートを利用しませんか?
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

離婚公正証書完成までの流れをわかりやすく解説するために、
複数回にわたって物語形式(フィクション)でお伝えさせて頂きます。

物語は全17話ありますが1つ1つが読みやすくなっています。
(※ これを読めば協議離婚の流れを理解しやすくなります。)

【登場人物】

夫 鈴木 四朗(会社員)
妻 鈴木 久子(会社員)

久子は1回目の話し合いで持ち越しとなった、
不倫の慰謝料支払の条件についてどのようにするか考え始めました。

慰謝料支払の条件が保留になったことは予想外でしたが、
離婚した後に後悔しないためにも「頑張ろう」と自分を奮い立たせました。

「離婚協議の期間より離婚後の人生の方が長い。」

久子が不倫を原因とする慰謝料支払の情報を集めていた時、
あるウェブサイトに記載されていたこの言葉が心に残っていました。

この言葉通り納得できるまで話し合おうと改めて決意しました。

【久子の選択肢】

① 一括で100万円を受取って終了
② 一括で100万円+分割で50万円を受取って終了

単純にお金だけを考えると②(総額150万円)を選ぶべきだけど、
久子は分割払いに抵抗感(関わりを絶ちたい)があり結論を出せずにいました。

久子「参考になる情報はないかな。」

何か良い情報はないかとウェブサイトで調べてみましたが、
久子のケースは特殊で参考になる情報は掲載されていませんでした。

一般的に不倫の慰謝料請求では②を選択する方が多いです。
なぜなら「少しでも多く払ってほしい」と考えている方が多いからです。

つまり久子のように①と②で迷うのは珍しいケースと言えます。

久子「離婚後も不倫をした四朗と関わりたくない。」
久子「分割払いで不払いが起きるとイライラしそう。」

1回目の話し合いで四朗が反省しているのはわかりましたが、
久子には「早く離婚をして他人になりたい」という思いが強いので、
「他人かお金」どちらを選ぶべきか何日も答えが出ずに悩み続けました。

久子「考えがまとまらない。」
久子「いいとこ取りできないのが厳しい。」

久子は離婚を決意してから始めて壁にぶつかりました。

そんな時に久子は昨年離婚をした友人のことを思い出したので、
「少しでもヒントがあれば」と考えて相談することにしました。(第9話終了)

離婚相談を友人にする|離婚までの道のり10話もご覧下さい。
(※ 離婚までの道のり全17話の目次はこちらにあります。)

当事務所では離婚協議書、離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
離婚チェックシートの送付から始めているので↓に詳細をお伝えします。

離婚チェックシートの内容

◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚協議で必要な離婚条件を全て網羅

離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
(離婚協議書や離婚公正証書の詳細は
こちらをご覧下さい。)

63項目の質問はできる限り○×形式(一部手書きあり)を採用しています。

例1「養育費の終期は4つの内どれにしますか?」
例2「養育費の条件を決める時に注意すべき点(解説)」

例1や例2のような質問や解説を掲載しているので、
夫婦の意向に沿った離婚協議書や離婚公正証書を作ることができます。
加えて離婚条件を集める時間はゼロなので離婚届の提出時期も早まります。

詳しくは離婚チェックシートの内容と使い方をご覧下さい。

離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ

「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば以下2点がポイントになります。

・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること

当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。

もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。

この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。

当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。

先ずは無料相談から始めませんか? → お問合わせ
お気軽にご利用下さい。お問合わせをお待ちしております。(終わり)