離婚チェックシートとは?
【目次】
○ 離婚チェックシートとは?
‐ 離婚チェックシートの内容
‐ 効率の悪い離婚協議を回避できる
‐ 離婚チェックシート回答後の流れ
○ 離婚チェックシートの使い方
○ 離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ
○ ご依頼者様の声
離婚協議書や離婚公正証書作成のご依頼を頂いた場合、
オリジナルの離婚チェックシートをお渡しすることから始めています。
注)離婚チェックシートのみの販売は行っておりません。
離婚チェックシートの内容
◇ 全13ページ63項目の質問を掲載
◇ 離婚情報(条件など)を集める必要はナシ
離婚チェックシートに掲載されている内容は、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な離婚条件の情報です。
具体的には養育費・面会交流・慰謝料・財産分与・年金分割などの情報です。
離婚チェックシートは「わかりやすさ」を意識して作っています。
以下の例1~例3のように○×回答形式を多く採用しシンプルな構成にしています。
注)一部○×形式ではなく手書き回答の項目もあります。
例1 養育費は一定額ではなく加齢加算にしますか?
例2 面会交流の条件に中傷表現禁止事項を入れますか?
例3 不貞行為に対する慰謝料の支払方法は?(選択肢は2つ)
これまでの経験を反映できるように何度も改訂をしているので、
離婚協議書や離婚公正証書を作るために必要な情報は全て網羅しています。
(※ 過去5年間の相談実績は1046件あります。)
つまり離婚情報(条件など)を集める時間を省略できるので、
離婚協議書や離婚公正証書の完成、離婚届の提出時期を早めることが可能です。
当事務所では20代~40代のご依頼者様が多いので、
離婚チェックシートには養育費や面会交流に関する項目が多く掲載されています。
養育費の条件は18個、面会交流の条件は13個掲載されています。
なお、3年くらい前からは全世代からご相談やご依頼を頂いております。
各世代に応じてテーマになる条件(退職金など)は異なりますが全て対応できます。
効率の悪い離婚協議を回避できる
妻「養育費は加齢加算にしたい。」
夫「終期まで3万円で合意したのに条件変更するの?」
協議離婚では夫婦間の話し合いをベースに進めるので、
新しい情報を得るたびに条件変更の再協議という二度手間が起きやすいです。
上記例は妻からの提案ですが、夫から提案するケースもあり得ます。
再協議という二度手間は効率の悪い離婚協議と言えます。
効率が悪いと双方に精神的・肉体的な負担がかかることになります。
この効率の悪い離婚協議は離婚チェックシートがあれば回避できます。
離婚チェックシートがあれば以下のような使い方ができるので、
再協議が起きる可能性は低く、逆に効率の良い離婚協議が期待できます。
妻「12番の加齢加算はどうする?」
夫「×にしてほしい。その代わり13は○でいいよ。」
こういう訳でご依頼者様からはご好評を頂いております。
離婚チェックシート回答後の流れ
1.離婚チェックシートに回答
2.回答内容についてヒアリングを実施
3.離婚協議書又は離婚公正証書の1回目原案作成
先ず原案とは回答した条件を整理して文書化したものです。
原案のイメージが湧かないという方は文例と書き方をご確認下さい。
離婚チェックシートの回答内容についてヒアリングを実施した後、
1回目原案を作成し夫婦が納得できる(最終合意)まで何度でも作り直します。
Q原案を作り直す回数を知りたい。
各夫婦の状況や離婚条件の種類(数)に左右されます。
当事務所では3回目で最終合意になるご依頼者様が多いです。
ただ少数ですが1回目で終える方もいれば10回目まで作り直す方もいます。
当事務所では原案を何度作り直しても追加料金は頂かないのでご安心下さい。
離婚チェックシートの使い方
離婚時の状況や自分の性格に応じて柔軟な使い方ができます。
以下の1~3の内どれが正解ということはないのでよく考えて決めて下さい。
離婚時の状況や自分の性格とは?
1.言葉で条件を伝えるのが苦手な方
2.冷静な離婚協議ができる環境にいる方
3.離婚後に後悔しないために最終確認したい方
協議離婚は夫婦間の話し合いをベースに進めるので、
自分で配偶者に希望する離婚条件を伝える必要があります。
(例 養育費は月4万円、面会交流は月1回の実施を希望する。)
ただ自分の気持ちや希望する離婚条件について、
頭の中で整理して1配偶者に言葉で伝えるのが苦手な方もいます。
このケースでは離婚チェックシートの回答を1人で行い、
自分の希望をまとめた1回目原案を作り、以下のように進めることができます。
妻「私の希望は原案にまとめたから読んでほしい。」
夫「原案が叩き台ということだね。よく読んでから返事するよ。」
ただし、1回目原案の内容が全て通る可能性は低いので、
離婚協議の過程で修正や削除といった原案の内容変更は起きやすいです。
(例 養育費は月4万円でいいけど、面会交流は月2回実施してほしい。)
つまり原案を作り直す回数は増えやすいので、
離婚届の提出を急いでいる方にはお勧めできない使い方となります。
次に2冷静な離婚協議ができる環境にいる方の場合、
以下のように2人で離婚チェックシートを確認しながら回答します。
妻「面会交流は1番を○でいいかな?」
夫「○でいいけど5番と6番は×にしてほしい。」
このケースでは夫婦の希望が反映された1回目原案ができるので、
原案の内容で揉める可能性は低く、原案を作り直す回数も減ることになります。
つまり離婚協議書や離婚公正証書の完成は早いので、
1とは違って離婚届の提出を急いでいる方にはお勧めできる使い方となります。
最後に離婚協議書や離婚公正証書原案を自作した場合、
書き漏れの心配をして3離婚チェックシートを最終確認として使うこともできます。
このケースでは自作した「書面の内容」がポイントになります。
以下のように内容の質が低いとゼロベースからやり直す可能性も出てきます。
注)質が高い書面の場合は微修正で終えることができます。
妻「養育費の条件が18個もあるって知らなかった。」
夫「お互いにとって話し合いをやり直した方がいいと思う。」
3の状況で回答する場合、現時点では原案を作り直す回数は予想できません。
上述の通り、内容の質が高ければ回数は減る、逆に低ければ回数は増えやすいです。
こういう訳で当事務所オリジナルの離婚チェックシートは、
夫婦の状況や性格に応じて色々な使い方ができるようになっています。
Qもう少し離婚チェックシートについて知りたいです。
無料相談でもお伝えできますが以下のサイトをご確認下さい。
特にチェックシートの使い方(1~3)はこのページより詳しく解説しています。
離婚公正証書や離婚協議書をチェックシートを使って作成 ← 当事務所が運営
ご依頼者様からの評価が高いのでチェックシートに特化したサイトを用意しました。
離婚協議書や公正証書を作るか悩んでいる方へ
「安心感が生まれて後悔しないものを作りたい」と考えているはずです。
「安心感や後悔」(思い)にこだわるのであれば、以下2点がポイントになります。
・夫婦間で離婚条件について話し尽くすこと
・離婚協議書や公正証書には細かい条件まで記載すること
当事務所ではご依頼者様のこの思いを大切にしたいので、
契約期間を設けずに時間をかけて離婚協議書や離婚公正証書の作成を進めています。
もちろん料金は「○万円~」ではなく固定料金なので、
どれだけ時間がかかっても追加料金は頂きません。安心して下さい。
この結果、質と内容の伴った離婚協議書や公正証書ができています。
当事務所では正式なご依頼の前に無料相談から始めています。
無料相談を通して、私(行政書士の辻)との相性や経験値を確認して下さい。
相談中・相談後に依頼を求めるような営業行為はしないので安心して下さい。
ご依頼者様の声
岡山県 女性 離婚公正証書
私の場合は、0歳の子の育児の疲れと離婚協議のストレスで
頭が回らない状態でしたが、
電話では、大変わかりやすく穏やかに説明して下さり、
その内容を毎回メールで送って下さったので、助かりました。
また、夫が養育費を払いたくない様子で協議が長引いていましたが、
先生の的確なアドバイスのお陰で、
養育費を含めた協議書の内容を決める事ができました。
辻先生のように、親身になって相談にのって下さる方でなかったら、
話もまとまっていなかったかもと思うと
辻先生を選んで本当に良かったという気持ちで一杯です。
味方になって下さり、とても心強かったです。
公正証書が出来た時、先生が、
『子供さんの手続きなど別れてからが大変だと思いますが、頑張って下さい。
わからないことがあれば、いつでも連絡を下さい』
と言って下さったのが本当に嬉しく、心に残っています。
他にご協力頂けたご依頼者様の声はこちらからご覧下さい。